修行?ダイエット?ヒマラヤへトレッキングに行ってきた!part2

どうも、ナマステ、ラオトです。

 

今回は3日目、4日目、5日目について紹介していきます!!

 

3日目.ヌンタラ→ブクサ

(2019.10.1)

朝7時、朝食を食べます。チベタンブレッドというここら辺で主流のパン。イカツイ揚げパンって感じ(笑)

 

まず、約2200mのヌンタラから一気に1400m近くまで下ります。膝やばいです。(笑) そして下りきったらブクサまでひたすら登り。鬼のような工程です。(笑)

 

スタートから1時間ほどして、下りきった沢沿いのティーハウスで最初の休憩。そのあと歩き始めたものの、40分ほどでまた休憩。登りはキツイです(笑) ここの休憩で入ったお店がすごくいい場所でした!気さくに話しかけてくれる主人と喋ってるうちについつい長居してしまいました(笑) ここは帰りに宿泊したので詳細は別の回で紹介します。

 

そんなこんなでスタートから2時間もしないうちに2回も休憩を使ってしまいました。

 

この時はまださらに地獄の登りが待っていることを知らなかった......

 

さあ、2回目の休憩ですっかり回復しました。吊り橋スタートのいい気分での歩き出しです。

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今トレッキング初の吊り橋でした。はじめの方はこんなレベルのやつでテンション上がってましたが、この後出てくる吊り橋達はどんどんレベルアップしていきます(笑)

 

そんなこんなで歩いていると、トレッカー殺しのエリアに突入しました。超絶急な上り坂。しかも長い。地獄の坂はマラソンを走っているような苦しさに襲われます。5分に一度はマップを見て、自分がどれだけ移動したかを確認してました。

確認したとこで少しずつしか移動できてないのでマイナス効果です、メンタルやられます(笑)

汗ダラダラの瀕死状態でお昼を食べる村カリコーラ(2035m)まで登りました。

ここでもやっぱりララヌードル!

疲れのあまり贅沢してスプライトも飲んじゃいました。山の中は宿代は安いけどその他は高いです。スプライト1本200ルピー。

 

さあ、十分疲れましたが今日の目的地はまだ先です。お昼を食べている途中から雨が降って来たのでここからはカッパを着ての行動です。

これが暑くて蒸れてたまらなく不快なんですよ(笑)

しかし、標高が高いところで雨ざらしになるのは

厳禁です。雨具類はしっかり用意しましょう!

 

昼飯後のスタートは少し登りが緩かったものの、楽に歩いていられるのも束の間。30分ほど歩くと道なのか土砂崩れなのかわからない場所に突入。

どうやら元あった緩やかに、くねくね登る道(伝わるでしょうか。急な場所を垂直に上がるのではなく、まっすぐ緩やかに登っては折り返してってしながら上がっていくような山道です。)が土砂崩れに呑まれてしまっているようでした。

 

すみません、疲れすぎていてこの辺は写真がほぼないです。反省。

 

何を考えたかネパール人はその土砂崩れの上をショートカットのように使っていて、土砂の上を、崩れて来た方向に垂直に登っていく道ができていました。 この道は急である上に足元が雨に濡れた土で、もはやトレッキングルートにあってはならないような場所でした(笑) しかもその道をロバが渋滞している。

行動不能ギリギリで登り切りました。登りきったところが本日の宿泊地、ブクサ(2350m)です。歩いた距離は約16km。

わけわんねぇ。登りで体はすげー熱い、でも体の表面は汗が冷えて凍えそう。暑いと寒いが戦ってました(笑) 

トレッキング全工程で見ても1番辛かった1日でした!

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Everest Guest House

部屋(ツイン):400ルピー

Wi-Fi:1日200ルピー 電波普通

ホットシャワー :200ルピー

 

カリコーラからの坂を登り切ってすぐの宿!

ここは部屋代がチェックイン時に説明された値段とチェックアウト時に請求された値段で違いました。

そんなに大きなお金ではないですけど不快ですね。

他にも良さげなところはあったので別の場所がオススメです。

 

うーん、★2かな。気持ちよくチェックアウトできなかったのが残念だったな。

 

 

4日目.ブクサ→スルケ

(2019.10.2)

朝、結構雨が降りました。雨では思うように進まないので、僕らはこの日はブクサにステイにしようかと考えていました。しかし朝飯を食べ終えてのんびりしていると9時ごろから晴れてきたのでやはり先を目指すことに。

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可愛い子猫のいるお店で休憩。

出遅れているので長居はせずにすぐ歩き始めました。

 

この日は順調でした。割とアップダウンはありましたが、特にどこが大変だったとか書くほどでもありません(笑) ようやく体がトレッキングに慣れて来ました。

 

お昼はプイヤ(2700m)で食べました。昨日仲良くなったヒッピー達が先に入っていたので同じ場所で。

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とてもフレンドリーなお店でした!ご飯も美味しい!

 

飯の後は2945mのパスを1つ超えてそこからスルケ(2300m)まで下ります。

文句垂れることもなくスルケ到着!歩いた距離約15km。

 

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EVEREST TRAIL LODGE

部屋(ツイン):交渉で100ルピー 

Wi-Fi:あり、値段不明

ホットシャワー: あり、値段不明

 

落ち着いてていい感じのロッジでした!★4

よかったので、帰り道の時もここに泊まりました。

ヒッピー達とスルケの最初の宿で待ち合わせしていたのですが、着いても彼らはいませんでした(笑) あとで聞いたとこでは、どうやら他にもっといい場所を見つけたらしいです。

この宿でカナダ人夫婦と仲良くなりました!カリコーラくらいから見かけていてブクサでも同じ宿だったのですが挨拶程度で話す機会がなく、このタイミングで仲良くなりました。

この夫婦とはディンボチェまで一緒でした。カトマンズに帰ってきてからも1度ディナーに行きました。

 

 

5日目.スルケ→ベンカー

(2019.10.3)

僕らはルクラには寄らず迂回して進みました。

お昼はパクディン(2620m)で。またも先行していたヒッピー達が入っていた店に導かれるように入店。ここもフレンドリーで雰囲気すごくよかったです。ヒッピーはなんかいいアンテナ張ってるんだよな。彼らに着いていけばだいたいアタリが出る(笑)

帰り道の時もここに寄ったのですが、なんと僕らの吸ってるタバコの銘柄を覚えていた。なんか嬉しいですよね(笑)

 

スルケより奥は道も良く、体も慣れた頃なので本当に歩きやすい。どんどん進めちゃいます。

しかし!

進みすぎにも注意が必要です。というより僕が不注意過ぎただけなのですが(笑)

ベンカーの手間にチェックポストがあり、パスポートを提出し、通行料2000ルピーを払はなくてはいけません。

僕は気付かずスルーしてかなり進んでしまいました。パクディンから僕に遅れをとっていた親父が気づきダッシュでおかっけてきました。

 

そうです、紹介し忘れてましたがこのトレッキングはポーター、ガイドなしで親父と2人組みで行きました。

 

300mくらい戻り手続きを済ませてから再スタートです。親父、ゴメンよ(笑)

 

トラブルを済ませてベンカー(標高不明)に到着しました。歩いた距離約16km。ここではヒッピーのアンテナに任せて同じ宿に泊まりました。

 

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HIMALAYA GUES THOUSE 

部屋(ツイン):200ルピー

Wi-Fi:あり、料金不明

ホットシャワー:500ルピー 水圧弱め

 

ここはオーナーがすごく好奇心旺盛!ヒッピーと遊んだり、僕がスマホでトランプをしてるとルールを聞いてきたり。そしてセンスがすごい。ヒッピーの遊びに混ざってすぐこなしちゃう。★5つ!下山時には宿の前を通るとすぐに気づいて話しかけてくれました。泊まりたかったけど、もっと先に進まなければならなかったので残念ながら今回きりとなってしまいました。

 

3日目〜5日目はこんな感じです!

いや〜もっとサクッと書いていくつもりだったんですけど意外と長々となってしまいますね(笑)

次回は6日目〜10日目をまとめて紹介します!

次回以降はもう少し簡潔な紹介を心がけてみます。

 

それでは、さよなら〜。ダンニャバート!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

修行?ダイエット?ヒマラヤへトレッキングに行ってきた!part1

どうも、ナマステ、ラオトです。

 

急にブログ始めたりなんかしてどうしたんだって感じですね。先日、ネパールでトレッキングをした際に下調べでブログをいろいろ読ませていただきました。宿、飯、ルート、時間、ブログって本当に役立ちますね!

と言うわけで僕の方からも今後の方のために情報発信できたらいいな、なんて思って開設しちゃいました!

 

 

今回僕がトライしたのはエベレスト街道トレッキング。響きがいいですね。なんかすごそう。

            だって世界の頂点エベレストだぜ。

 

しかし、決してエベレストの頂上を目指すわけではありません(笑)

エベレストに挑む登山隊がベースキャンプに行くために通るコース、俗にエベレスト街道と呼ばれているコースを2〜3週間ほどかけて歩くトレッキングのことです。

 

エベレスト街道では、最終的な標高がエベレストベースキャンプでおよそ5300m、近くのカラパタールと言うビューポイントはおよそ5500mと日本の富士山を優に超えてきますので簡単なことではありません。実際、毎日の歩く距離、バックパックの重さ、酸素の薄さ、などでだいぶきつい面もありました。

 

と言うわけでpart1ではスタートからの2日間について書こうかと思います!!

 

1日目. カトマンズ→ファブルー(2019.9.29)

初日はトレッキングコースの入り口である村に移動することから。移動手段はジープです。チケットはチャベル?チャベリ?チョークのあたりで買えます。乗り場もそこ。値段は1人1600ルピー。

最初、チケットを買いに行くと3600ルピーと言われました。ぼったくりにも程がある(笑) 相場をある程度知っていたので、高すぎるでしょ!と言うと2400ルピーまですぐ下がりました。まあ、それでも高いので向かいの別のカウンターで買うことに。僕らのやり取りを見ていたのかすぐに1600ルピーで売ってくれました。

 

乗り場は地方に出るジープやバスの始発店となっている場所でみんな路駐で客を待っています。早いうちに来たジープなんかは後から来たジープやバスに取り囲まれて客が来ても身動きが取れないと言うなんともカオスな状況(笑)

今回乗るのはこれ、

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インド製のゴツいやつ。3列シートの定員8名になっていて1列目の助手席と運転席は1人づつ、後ろの2列は3人用シートに4人ずつ詰め込まれます。つまり10人乗り。狭いとか言うレベルじゃないですね。(笑) しかも小さい子とかだとさらに4人座ってる膝の上とかね(笑) ツーリストもローカルもありません。全員強制ネパリスタイルです(笑) これが嫌な方はチャータージープやツーリストバスもあるようです。そっちがどんな状況か、僕はわかりませんが。

 

これで少しの移動ならまあ全然いいですよ。

ですが、なんとこのジープ、朝5時にカトマンズ発で終点ファブルーには何時に着くかなんてわかりません。先に答え合わせになってしまいますが僕らがファブルーに着いたのはなんと20:30です。何回ケツと腰が死んだことか...

安心してください、1時間半毎くらいにトイレ、タバコ休憩がありランチの時間には長い休憩もあります。

 

早い時は12時間ほどで着くこともあるそうです。それでもなかなかですが....

 

僕らのジープがなぜ遅くなったのか。ズバリ、渋滞です。雨季がまだ開けておらず泥道がぐちゃぐちゃなため、いくら四駆のジープでも登り坂などでスタックしてしまうのです。


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僕らが乗っていたのも途中でスタック。タイヤの空回りでゴムの部分が一部焼き切れてしまいました。なんとかそこは乗り越えたのですがさらに先で他のジープのスタックで大渋滞。ここぞと言うタイミングでタイヤ交換をしました。

 

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こんな感じで川を渡ったりもしながらまさにアドベンチャーな道のりを乗り越えてなんとかファブルーに到着しました。

10人乗り15時間ちょいの移動。いやぁ、まだトレッキング始まってないのに体力消耗です。一時は今日中に目的地に着かないんじゃないかなんて思ったりもしたけど、無事ファブルー(2400m)に到着。到着してよかった。ほんとに。

ジープ降りて目の前の宿2軒を運転手に紹介されました。もちろん安い方に(笑)

 

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NUMBUR GUESTHOUSE

部屋(ツイン):400ルピー

Wi-Fi:フリー 部屋だと電波弱め

ホットシャワー:150ルピー 水圧、水温文句なしです

 

次の日も朝が早いので夜ご飯だけ食べてすぐ寝ました。宿の雰囲気は他の村のロッジと変わらない感じです。僕にとっては今トレッキング初のロッジだったのですごい異空間な感じがありましたが歩き始めればどこもこんな感じのロッジが主となります。トレッキングで泊まった全ロッジを相対評価するとしたらここは★3、普通でした。

フレンチフライがとても美味しいです!

 

 

2日目.ファブルー→ヌンタラ

(2019.9.30)

さあついに歩き始めです!と思いきや、ファブルーからタクシンドゥまでジープで移動(笑) 歩くことも可能でしたが600ルピーでジープに乗れるとのことでズルしました。しかし問題発生。タクシンドゥのだいぶ手前でスタックしたトラクターが道を封鎖。ジープはここまでしか行けないねとのこと。タクシンドゥまでワープの夢は儚く散りました。しかも!目的地に着いてないのにしっかり600ルピー取られました(笑) 地元ではこれが当たり前のようです。

 

さあ、歩きの始まりです。まだ重いザックと泥道に体が慣れていないので出だしからキツイです。天気も良くないので景色もさほど楽しめない。

ただ重い荷物とともにひたすら登っていく。2時間ほどでタクシンドゥ(2960m)に上がりました。頂上の大きなストゥーパの横のロッジでミルクティーを飲んで休憩。そこから少し進んだタクシンドゥの村の中でお昼を食べました。

コスパ最強トレッキング飯、ララヌードル!!

日本のインスタントラーメンみたいな感じです。写真は撮っていませんでした。

 

飯を食った後はひたすら下り道。ロバの行列に幾度となく妨害されます(笑)

ロバは道路のないヒマラヤ地域において荷運び役を担っています。この子達は空荷ですが(笑)

道が狭いのですれ違いができません。ロバは基本的に止まってくれないのでこちらが脇に逸れてやり過ごすしかありません。後にロバの扱いには慣れてくるのですが、この時はまだビビってるしかありませんでした(笑)

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ロバに加え、雨で泥はぐちゃぐちゃだし岩は滑るし。大変でした。ヌンタラのすぐ手間で滑ってズボンが泥まみれに。初日にして戦意喪失しかけましたね。てか、戦意喪失してたねあれは。まだ歩き慣れてないのと疲れと汚れ、完全にやられました。滑ったのがヌンタラのすぐ手間でよかった。滑ったところから少し歩いてヌンタラ(2194m)到着。歩行距離約14km。

村の終わりの方の宿に泊まりました。

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HIMALAYAN  TREKKER LODGE

部屋(ツイン):400ルピー

Wi-Fi:1日200ルピー 使ってないので電波状況不明

ホットシャワー:200ルピー 水圧微妙 温度微妙

        トイレ、厨房で水を使われるとシャワーの水圧      

       が極端にショボくなります。水圧が弱くなると水     

       温が急に熱くなります。使っていくうちに調整の

       コツを覚えました。

 

★3、普通かな。

 

ここの宿は他に4組くらいの客がいました。

その内の1組はフランス人の3人のヒッピー達。彼らすごいのがトレッキングにミニギターを持ってきてること。その他にもジャグリングみたいなやつとか、各々の遊び道具をしっかり持ってきていました。夕食が終わるとヒッピーのパフォーマンスタイム。弾き語りが始まりそれと共に各々が遊び始める。なんともLOVE & PEACEな空間でした。このヒッピー達と仲良くなり、この後の工程が3日か4日ほど一緒だったこともありこのグループと行動を共にすることになりました。

みんなすっかり部屋に戻り、さあ寝るぞと僕も部屋に戻ろうとすると他のグループのポーターとして来てたネパール人のオッチャンに呼び止められました。彼はすでに酔っ払っているようで(笑) 彼からシェルパ族の伝統的なチャンというお酒をご馳走してもらいました。味は何というか、普段からあまりお酒は飲まないのでうまく例えられないのですが(笑)

少量の泡盛をマッコリで割ったような感じかな。お酒に弱い僕でも飲みやすかったです。飲み終わった後はオッチャンに散歩に誘われて少し村の中をぶらつきました。ブラつくってかオッチャンがもっと酒飲みたいがために他のロッジをゴンゴンノックして回っただけですが(笑) もちろんどこも寝ていて誰も出て来ません(笑) もう今日はこれ以上飲めないと悟ったのか部屋に戻って寝ることとなりました。

 

 

 

こんな感じでトレッキングの1日目と2日目が終わりました。始まったばかりですがこの時点で疲労度はすでに最高潮でした(笑)

 

part2では3日目、4日目、5日目をまとめて紹介したいと思います。

 

さよなら〜 ダンニャバート